中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#52. 聖が消えた*

僕が帰宅したのは夜中2時過ぎ、久しぶりのタクシーでの帰宅となった。もちろん聖ちゃんはもう夢の中だった。次の日の朝ももちろん僕は目覚ましでは起きられず、聖ちゃんに起こしてもらって焦って支度をした。朝ごはんも詰め込むように食べ、聖ちゃんが作って...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#51. 晶の苛立ち*

もうすぐ安定期に入ると言われている頃、聖ちゃんの悪阻も少しずつ落ち着いて来たようだった。体調が悪くて立てなかった台所に立てた時、聖ちゃんはとても嬉しそうにしていた。それに加えて朝ごはんもお弁当も、以前のように作ってくれるようになり僕も嬉しい...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#50. つわりとの日々*

入籍して1ヶ月、聖ちゃんの苗字が変わっただけで特別な変化は感じなかった。それよりも聖ちゃんは今、辛い悪阻と戦っている。朝ごはんもお弁当も作れないことが増えた中、必ず夕飯だけはきちんと用意されていることに僕は驚きと感謝の気持ちでいっぱいになる...
スポンサーリンク
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#49. 良い夫婦の日*

1週間後、聖ちゃんのお腹の中にいる僕たちの赤ちゃんは無事に心拍が確認された。*聖今日ね、母子手帳をもらってきたの。夕飯を食べている時に嬉しそうにテーブルに置いた2度目の母子手帳。昌一緒に行けなくてゴメン。聖大丈夫、今はお腹の子もいるから!何...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#48. 聖の妊娠*

次の日、僕と聖ちゃんは緊張を露わにして病院に向かった。僕の場合は期待の方が大きかったけど、聖ちゃんは不安の方が大きかったと思う。繋がれた手はいつもよりはるかに冷たく汗が滲んでいた。*おめでとうございます、妊娠されていますよ!病院の先生からこ...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#47. まだ分からない*

僕は必死でーーー、信号も無視したくなるくらい急いで帰った。*でも僕が自宅に戻った時にはちょうどお風呂に入っていた。仕方なしに僕は聖ちゃんがお風呂から出て来るまでテレビを見ていることにした。聖あれ?帰っていたの?早かったね。聖ちゃんは僕の存在...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#46. 女子達の勘*

お開きとなった送別会、僕がクラスメイトと二次会に行く行かないで話し合っている中、聖ちゃんが九重と海老原を呼び止めているのが見えた。*「あのっ、うまく言えないんだけど・・花火大会の時とか今回のことも色々とありがとう。直接お礼が言いたくて。遅く...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#45. 守るべきもの*

初めて指輪を人にはめるという行動は尋常じゃないくらいの緊張を覚えた。僕は指輪をはめ終わると泣きじゃくる聖ちゃんを落ち着かせるためだけに彼女を抱きしめた。ーーー自分たちが送別会の場にいること、完全に頭から抜けてしまっていた。*大きな拍手ととも...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#44. 聖の覚悟*

聖ちゃんの覚悟を彼女の視線から感じ、僕は何も言うことが出来なくなってしまった。ただーー、彼女の誠意を受け取ったと言う印として膝の上に置いてあった彼女の左手を誰からも見えないように僕の手で強くしっかりと握りしめた。*「優さ、そんなこと今更聞い...
中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#43. 送別会の始まり*

僕と聖ちゃんの平和な1ヶ月はあっという間に過ぎていき、海老原の送別会の日を迎えた。*聖別々に行こう?わたし、ちょっと遅れて行くから・・・最初から私がいたら楽しめないでしょ?すごく遠慮がちに聖ちゃんは言ってたけど、送別会は建前で僕は九重が聖ち...