中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#23. 身から出た錆*

「聖ちゃん、待って!」僕は帰路に向かって小走りで歩く聖ちゃんの腕を掴んだ。ーーー彼女の目からは涙が溢れていた。昌あれは事故で・・・誤解で・・・必死に弁解しようとしてる自分に笑える。聖分かってる!あれは事故だった!ーーー分かってる!でも今は・...
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【 中学聖日記_妄想 】#22. 意識の違い*

暑かった夏も過ぎ、季節は秋を迎えようとしていた9月ーーー。「ーーーちゃんと結婚の話を前に進めたい」あの夏のプロポーズを最後になんの進展もないこの関係に痺れを効かせた僕は聖ちゃんに伝えた。「えっ?」「もちろん今、仕事始めたばかりで忙しいのも理...
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【 中学聖日記_妄想 】#21. 念願のイケア*

聖ちゃんの運転で向かったIKEAは想像していたよりも大きくてーーー、そして思ったよりも子供連れが多く混んでいた。「IKEAのアイス大好きなんだ、とても美味しいの。あとで食べようか」それは聖ちゃんにとってIKEAは初めての場所ではないことを意...
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【 中学聖日記_妄想 】#20. 聖からの・・・*

聖ちゃんは想定外のことすぎて、僕ともう消えてしまった花火の交互を見てる。昌聖ちゃん、僕と結婚してください!聖わたしで良いのかな・・・昌僕は聖ちゃんが良いんです!僕が聖ちゃんを一生守りますから!絶対に幸せにしますから!聖ーーーよろしくお願いし...
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【 中学聖日記_妄想 】#19. 思い出の花火大会で・・・*

聖ちゃんとの暮らしは思っていたよりも楽しく、時に言い争うというより僕が勝手に怒ったりすることもあった。それでもやっぱり大好きな人からの「おかえり」という言葉は最強で、その日どんなに辛いことがあったり疲れていても彼女の言葉だけで元気になるのが...
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【 中学聖日記_妄想 】#18. お誘い*

聖ちゃんの荷物は僕が思っていたよりも少なくて、手伝うほどもなく僕たちは新しい生活に向けての買い出しに向かった。大きな家具とかは暮らしてみないと分からないから、という聖ちゃん。ーーー僕は聖ちゃんとIKEAに行きたいのに。一緒に家具を買いたいの...
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【 中学聖日記_妄想 】#17. 強い気持ち*

「ーーーよろしくね、黒岩くん」***それからのぼくたちの行動はとても早かった。とにかく一刻も早く聖ちゃんをこのアパートから出したくて、不動産屋さんに頼み込んで契約より早く入居させてもらう許可ももらった。ーーー自分のアパートで怖い思いをした聖...
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【 中学聖日記_妄想 】#16. 聖の退院*

聖ごめんね、変な話して。明日も仕事でしょ?もう遅くなっちゃうし帰った方が良いと思うよ。しばらくの沈黙の後、口を開いたのは聖ちゃんの方だった。昌でも聖ちゃんが・・・1人になるのは怖いんじゃないのか、と伝えたかったのを遮るように笑顔で彼女は言っ...
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【 中学聖日記_妄想 】#15. 真実*

「黒岩くん聞いてるか?」勝太郎さんの言葉を聞いて僕の頭は真っ白になった。聖ちゃんが病院に運ばれた?何で?何で?疑問ばかりが・・・「黒岩くん、しっかり!聖は大丈夫だから!ーーー今日、出張から帰ると聞いたから○○病院に来て欲しい。分かった?」「...
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【 中学聖日記_妄想 】#14. 出張からの・・・*

「黒岩、明日から出張!大阪に!1週間!」この残酷な通知を受けたのは数日後のことで、あの日から僕の頭はまるでお花畑にいるように周りがピンク色にしか見えてなかった。それが真っ黒な暗闇の底に落とされた気分になった。聖期待されてるってことで良いんじ...