僕たちは自宅に戻ってこれからのことを話したーーー。
どんな時期に結婚式をしたいか、
何人くらい呼びたいか。
ーーーこれからの未来のことを話すのってこんなに楽しいんだ、
僕はすごくウキウキしていた。
*
それから忙しい時期が続いたけどなんとか週末に母さんに子供たちを預けて僕たちはもう一度ディズニーホテルに出向いた。
今度はきちんと予約を取って。
2度目の今回も来て思うけど、
やっぱり活気のあるホテルだと思う。
10時予約で9時半に着いたこの時間でも人で賑わっている。
ーーーそれだけディズニーというものが皆に愛されている証拠。
担当の吉田さんという若い女性が来てから、
僕たちはブライダルへと案内されまずは式場見学を先にさせてもらった。
それぞれの部屋で最大人数が分かれていて、
60名を最大と考えている僕たち夫婦は1番小さな会場で良さそうだね、って話をしていた。
こんなたわいもない会話だけど、本当に幸せだと感じた。
ーーーもう少しで聖ちゃんと念願の結婚式が実現しようとしてる、それだけで幸せなんだ。
僕たちが決めようとしている会場は決して広くはないけど黄色をベースとしていて聖ちゃんにぴったりだと僕は思う。
ーーー僕たち家族の象徴として夏に見せてくれたあのひまわり畑を思い出す。
ちょうど案内された時、
プロジェクションマッピングで沢山のイルカが泳いでいた。
あくまでイメージで、
顧客の希望で内容の変更は出来るとのことだった。
式場見学を終えて、
僕たちはブライダルの方へと戻りーーー。
自分たちの希望する会場の空き日程の確認をした。
出来ることなら今すぐ結婚式をしたい僕、と。
順序に沿って決めたい聖ちゃん。
3ヶ月前から結婚式で忙しくなると吉田さんが教えてくれたので僕たちは半年後ーーー。
聖ちゃんをタイまで迎えに行った12月20日に式場を抑えることにした。
ーーーこの日に挙げて欲しいとでも言うようにピンで唯一空いていたのだ。
*
「本日4時から試食会がありますがご予約いたしますか?」
帰り際に言われた試食会のご案内。
実際の結婚式で出される料理の試食で、
グレードアップすることも可能で今日の試食会ですべて決めることができるというのだ。
母さんに連絡して子供たちのことは心配しなくても良い、と安心できる言葉をもらったので僕たちはこの機会を利用させてもらうことにした。
ーーー結局打ち合わせが終わり試食会までの3時間、
僕たちはホテル周辺をプラプラすることに決めた。
私自身経験がないので妄想での設定です!
実際の中とは違いますのでご了承下さい♡
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