【 中学聖日記_妄想 】#140. 夢の国が終わったら・・・*

中学聖日記_妄想

眩しい朝の光ーーー、
心地よい外からの優しい音楽が耳に聞こえる。
気持ち良さそうにすやすや眠る子供達と愛する妻の寝顔を見て僕はホッと胸を撫で下ろす。

この感覚とても久しぶりな気がする。
特に3月に入ってからは新入社員インターンが始まり、
指導員となった僕は忙しい日々を過ごした。
本格的に入社式が終わった4月からはさらに多忙を極め、
いつも日付を変えて帰ることが多く聖ちゃんには体の心配を毎日されていた。
僕も26歳になる歳で初めての指導員を任され気が張っていることもありなかなか睡眠をとることができなかった。

ーーーだから今この時間、本当にホッとしている。
隣に愛する家族がいて・・・。
久しぶりに僕も気持ちよくぐっすり寝ることが出来た。
隣で眠る聖ちゃんの寝顔を見ながら僕は昨日の情事を思い出していた。
久しぶりに抱く聖ちゃんは何だかとても恥ずかしそうで新鮮さを覚えた。
そして自宅とは違いすぐ隣で眠る子供達を起こさないように、
というスリル満載の中・・・
愛する人を抱くのは本当に幸せで心地良かった。

*

気づけば僕はまた深い眠りに落ちていたようで、
二度寝から目覚めた時には朝食の時間も終わってしまっていた時間だった。

昌
起こしてくれれば行けたのに・・・

そんな僕に対して聖ちゃんたちは・・・

聖
晶くんが寝てる間に少しお散歩してね、美味しそうなサンドとか購入して来たの。バイキングだと食べ過ぎちゃうしちょうど良かったよね。

気遣いが出来る聖ちゃんはやっぱり大人だと思う、
まだきっと僕にはそんな心は持ち合わせていないと思うから。
僕に気を使わせないようにサラッと言って、
買って来てくれた朝食をみんなで食べ始めた。

昌
今日の予定どうしますか?ランドに行きますか?
聖
私も考えていてね・・・。さっきスタッフの方に会ったから聞いたんだけど今日はすごい混雑してるみたいなの。それで考えたんだけど子供たちも公園とかの方が嬉しいと思うし、今日は私に任せてもらっても良いかな?

自信満々に言うもんだから僕は何も言えなかった。
例えそうじゃなくても彼女に任せるつもりでいたけど、
なんだか子供みたいに嬉しそうにしていて本当に愛しいと思った。

*

チェックアウトをしてから僕と聖ちゃんは少しだけ結婚式場と披露宴会場を見せてもらうことにした。
その少しの間であればスタッフの方が子供たちを見ていてくれるとのことだったので言葉に甘えてトータル1時間弱の子守をお願いした。

式場はステンドグラスで覆われており美しい。
披露宴会場もいくつかあるうちの一つを見させてもらったけど、その会場だと呼ぶ予定人数に対しては広すぎるとの判断をした。
その日は結婚式があり小規模の会場を見る事はできなかったけど後日伺う約束を取り付け、
僕たちは会場を後にした。
ーーーただその日の衝撃はこのホテルではミッキーマウスなどのキャラクターにお祝いをしてもらうことも出来るのだけど1体呼ぶのに20万円の費用が取られると言う事実を知って衝撃を受けた。

*

「キャラクターは別にいらないよね。」
なんて2人で結論づけてホテルを後にした僕たちは、
聖ちゃんの運転で公園に向かった。

 

約1ヶ月も空いてしまってすいません(*´∀`)♪
お元気にされていますか?
コロナが世間を騒がしている中、皆様が無事であることを祈るのみです♡
終息の読めないコロナ、
日本だけではなく世界を苦しめてる存在。
どうか国内だけではなく世界で収束しますように、
と言う願いを込めながら今回書きました!

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