楽しい時間はあっという間に過ぎてーーー。
子供たちの生活リズムに合わせて僕たちは早めにランドを退散した。
きっと聖ちゃんは夜のパレードを見たかったと思う、
それでも嬉しそうに楽しそうに過ごしてくれていた彼女を見て愛しさが込み上げて来た。
*
子供達を寝かしてから僕たちはルームサービスを取ってささやかなお祝いをした。
ーーー肝心の子供たちは眠ってしまっているけど、
1歳のお誕生日を。
そして・・・
聖ちゃんがお母さんになって1歳のお誕生日も。
ほんの気持ちだけどーーー、
僕は彼女に以前プレゼントしたネックレスと同じデザインのピアスをプレゼントした。
突然のプレゼントに聖ちゃんは驚きと申し訳なさを掛け持っていて。
でもただ聖ちゃんが僕の目の前で幸せそうにしていること、
それが何よりも嬉しくて最高のプレゼントだから何もいらなかった。
飲んでもないのに少し頬が赤いのは照れのせいだろう、
僕はそんな彼女を久しぶりに抱きしめた。
*
考えてみたらここ数ヶ月仕事に夢中で帰宅も遅く、
聖ちゃんも子育てと毎日の生活に追われ僕たちのスキンシップは減っていたように感じた。
ーーーそのことで討論はしなくなったけど、
今思えばそれは少し寂しい感情だと思った。
“ 家族 “になる、ということはそういうことなのかもしれない。
だけどたとえ聖ちゃんと家族になったからと言ってスキンシップをなくして良いとは限らない。
実際に同僚や友達の話を聞くとスキンシップが減ることで夫婦の会話も減り過ごす時間も減る、とよく耳にする。
だからではないけどーーー。
やっぱり大好きだからこそスキンシップは大切だと、
今大好きで大切な彼女を抱きしめながら僕は思った。
僕が彼女を離すとやはり少し照れたようにふふッと笑った。
僕はもう一度彼女を抱きしめた、今度は強くーーー。
僕は彼女の唇に触れるだけのキスをした。
中学の頃のーーー、
あの時のように返事を聞くことなく今度は強引にキスをした。
ただ幸せでこの幸せを壊したくない、
そう強く願ったーーー。
コロナの感染力が強く自粛されている方も多いと思います。
そんな中、paraviで中学聖日記の放送が無料配信されていますね♡
この2人の続きをもっと見たい、と思ってしまう私!
この無料配信が続編に繋がってくれることを信じています♡
感染力の強いコロナ、
どうかみなさんもお気をつけてお過ごしください( ´∀`)
コメント