中学聖日記_妄想

【 中学聖日記_妄想 】#10. 聖を追う存在*

不思議と普段鳴らない携帯は、こういう時に限って何かと音を立てたりするものだ。 九重から中学の同窓会の誘いだったり、 こんな時に限って聖ちゃんだったり、と。 「ーーーはい」 ぼくは無視することも出来なくて電話を取ってしまう。 聖 もし...
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【 中学聖日記_妄想 】#9. 湧き出る黒い感情*

「立派な男になったんだな、母さんを説得出来たんだな。おめでとう晶。これからはお前が先生を守っていくんだぞ」 父さんは僕に言った。 それからいつものお調子者の父さんに戻ったけど、 僕は胸がくすぐったくもありとても嬉しかった。 山江島のフェリ...
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【 中学聖日記_妄想 】#8. 近いいつかの約束*

聖 ドライブに行かない? それは本当に突然で、 聖ちゃんからの提案で僕たちはドライブに行くことが決まった。 * どこに行く目的もなく聖ちゃんの運転で走り出した車は駿河SAに止まった。 聖 うわぁ、初めて来たけどすごい綺...
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【 中学聖日記_妄想 】#7. 和解!

聖 黒岩くん、ここ駅だから、さっ? 僕の抱きしめる腕を昔みたいに必死に解こうとする聖ちゃん。 彼女の力ではどうこうできないの分かってるくせに。 聖 もう遅いけどちょっとどこかに行こうか?ご飯は食べた? ぼくは彼女を解放し...
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【 中学聖日記_妄想 】#6. 愛しくて・・*

どうしてよりによってこんな日に限って残業なんだ。 聖ちゃんが待っているーー、 急ごうとすればするほど空回りしてうまく進まない。 待ち合わせの海に着いたのは9時過ぎ、2時間以上の遅刻だ。 待つわけないと僕は携帯を取り出そうとしたーー、 んだけ...
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【 中学聖日記_妄想 】#5. 大切な人!

ーー聖ちゃんと喧嘩をして2週間、 僕からは連絡出来ずにいた。 もちろん聖ちゃんからも来ない。 普段二週間連絡取らなくても穏やかに過ごせるのに、 どうして気持ちが不安定な時は長く感じるんだろう。 聖ちゃんも同じ、だと僕は信じたい。 * 「...
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【 中学聖日記_妄想 】#4. 女々しい男!

聖 今日から仕事が始まります。黒岩くんもお仕事頑張ってね。 僕は普段滅多に来ない聖ちゃんからのメールを、 嬉しいはずの彼女からのメールを見て閉じた。 ーーー少しはこっちの気持ちも分かって欲しい、そう思ったから。 結局ぼくは歳を重ね...
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【 中学聖日記_妄想 】#3. 大人になれない大人!

聖ちゃんが日本に帰国して数ヶ月ーーー、 頻繁に連絡を取るわけでもなく会うわけでもない。 だけど僕は嬉しかった。 ただただ隣に聖ちゃんが、大好きな人がいることが。 その一方で僕は気がつかないところで気を張っていたようだ。 会いたいという一心...
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【 中学聖日記_妄想 】#2. 聖の決意!

既に彼女が待っていた待ち合わせの場所に横並びする自分。 何を話したら良いのか分からない気まずい雰囲気。 それを察して言葉を濁す聖ちゃん。 この神社に来るまでにも緊張で汗ばむ自分がいた。 ーーーまた離れ離れになったらどうしようか。 やっと誰に...
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【 中学聖日記_妄想 】#1. 再会と、その後!

15歳の僕の初恋は、 長い道のりを超えて一生の愛に変わる。 出会いから8年、 聖ちゃんと離れ離れになって5年、 聖ちゃんだけのために毎日をがむしゃらに過ごした23歳、 今ーーー、ここに彼女を迎えに来た。 そんな僕に彼女は満遍の笑みを浮かべ...
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