君がいる場所

【 君がいる場所 】#67. 自分勝手なお姉ちゃん*。

#67. 剛くんが帰宅したのは日付が変わる頃、 それもすごい憔悴しきっていて、 今にも倒れそうなほど疲れ果てていたーーー。 「剛くん!」 「あっ・・・そっか・・・悪い、忘れてた・・・」 私が近寄ると我に返ったかのようにハッとする彼。 私が今...
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【 君がいる場所 】#66. 誰もいない家*。

#66. 私は先輩より一足先に空港に到着した。 剛くんのお迎えも断ったし、 東京までの道のりをどうやって帰ろうか考える。 ーーー電車に乗るか、 バスで帰るか… だけど私は両方の選択をせずに、カフェに入った。 ーーー私は先輩を待つ選択をした。...
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【 君がいる場所 】#65. 羽田へ戻る日に…*。

#65. - Itsuki Side - 目が覚めて焦りを覚えるーーー。 ハッとして横を見るとスヤスヤと眠る彼女の姿。 俺の心はやってしまった、 そんな感情だった。 ・ 彼女を起こさないようにそっと布団から出て時計を確認すると夜中1時過ぎだ...
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【 君がいる場所 】#64. 君と長崎巡り*。

#64. 先輩が突然来て驚いたどころか・・・ 心臓が飛び出るかと思った。 せっかくなら楽しもう、 天丼専門店で美味しい天丼を食べている時にお互いに話し合った。 「今日のこれからの予定は?」 「稲佐山に行こうと思ってるんです。三大夜景の一つな...
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【 君がいる場所 】#63. 彼女の行方*。

#63. - Itsuki Side - 昼休み、 環から着信を受けた。 「花が・・・遠くに行くのかもしれない!」と。 ・ どう言うことかと環に問う。 「今・・・たった今・・・樹先輩をよろしくねって・・・まるで消えちゃうような言い方で・・・...
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【 君がいる場所 】#62. 友に・・・託す*。

#62. それから1か月、 私の長崎に行く日程が決まった。 ・ バイトも頑張ったし、 お給料もらった日は達成感で軽く涙が出た。 「ーーー10月13日に出発する。」 「その日、体育祭だろ?」 「・・・夜、出発する。」 剛くんと囲む食卓で、 旅...
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【 君がいる場所 】#61. もう1人の幼馴染*。

#61. ーーーよく覚えている、 ううん思い出した。 小さい頃はよく一緒に遊んだし、 お風呂にも一緒に入った・・・。 正確には忙しいお母さんの代わりに、 私とお姉ちゃんを風呂に入れてくれていた。 ーーーお父さんみたいな、 お兄ちゃんみたいな...
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【 君がいる場所 】#60. ちょっとした知り合いに*。

#60. ーーー正直お似合いだと思った。 だから邪魔してゴメン、 そう思って口から謝罪の言葉が出たんだと思う。 「柊!」 「花!」 砂浜に足を持って行かれて、 ただでさえ歩くのが苦手だから… 先輩や環に敵うわけがないと分かってた。 「花!誤...
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【 君がいる場所 】#59. 友達と先輩*。

#59. 毎日、夏休みは暇だーーー・・・。 宿題に追われるわけもなく、 きちんと適度にこなす。 今週はバイトも少しのんびり入れているから前ほど忙しさを感じない夏休みとなっている。 ・ 先輩に誘われた一泊でのBBQまで残り2日となり、 私は剛...
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【 君がいる場所 】#58. 誘惑と傷*。

#58. 最初、先輩は戸惑っていた・・・ーーー。 いつもそう、 剛くんと暮らすこの部屋に入ることを先輩はためらう。 きっと自分の知ってる先生だからこそ、 何か感じるものがあるんだとは思う。 ・ 「今お茶淹れますね、適当に座っててください。」...